Bird社製の±1%の高精度Power Sensorを使用しているが、定期校正の依頼するとメーカー返送の為、使用できない期間(TAT)が長い。
また、航空運賃などの返送費用が掛かるため国内で校正を行えるよ うに出来ないか?
高精度Power Sensor Model:4027シリーズを校正する場合は、米国のBird社で行うため納期が2か月程度掛る。また、校正料金のほかに輸出入などの諸経費が加算されるため費用が高額になっている。
Bird社へ返送することなく国内で定期校正できるようにしてほしい。
当社では、これまで±3%のPower Sensorに関しては、国内で構成していました。しかし、お客様の使用している±1%の高精度Power Sensorは、カロリーメータを使用した複雑な校正方法が必要だったため、これまでは、Bird社へ返送校正していました。
Bird社へお客様の要求を伝え協議した結果、±1%の高精度Power Sensorをカロリーメータを使用しなくても同等に校正できるシステム(GSS)を開発しました。
当社は、このGSSを導入し、高精度Power Sensorの4027A10Mを初め米国NISTにトレースされた基準器を用いて校正サービスを開始しました。
また、GSSを使用した校正に関してもISO/IEC17025の認定を取得し、認定校正サービスの提供を可能にしました。
ISO/IEC17025認定証 GSSによる高精度Power Sensor校正
校正証明書サンプル
導入後、返送校正で2か月掛かっていた納期を営業日10日に短縮、SensorをBird社に送るために掛かる空輸などの諸経費がなくなり校正に掛かる費用が軽減されお客様の要望に応えることが出来ました。
弊社の実績を絞り込んで検索いただけます。